岐阜県重要無形民俗文化財
神輿渡御行列の構成


神輿渡御行列の構成

 神輿渡御行列の構成は、衣裳・道具ともに江戸時代からの伝承によるもので、嘉永5年(1852)の山上家文書の「武並宮御祭礼規定」には、当時の行列の構成が書いてあります。現在の行列は、その「神輿供奉行列之次第」とは時代の変化により多少違いはありますが、ほぼ変化ないものです。
 行列には、76役、約300人が参加します。花車・花馬・御神馬は小学校1年生の男女が引き、御宝剣・五行幣は小学校6年生が奉じます。また、打囃子(うちはやし)や雅楽には岩邑中学校の生徒が参加します。
 打囃子は江戸時代から、入若連により行われています。「入」とは、岩村町の一色・領家・山上・大通寺の4町内をいい、その町内の若者で組織するので、入若といいます。
 打囃子は、小太鼓2人、拍子木2人、摺金2人、笛4人、大太鼓2人そして打囃子奉行1人の計13人で構成されます。笛は今も町内にある「すす竹」を使用しての手製のもので、その技術も伝承されています。
 雅楽は、安政元年(1854)岩村藩主松平乗喬(のりたか)のお許しが出て、町の祭典に雅楽を奉納することが決まりました。古式にのっとって平安朝期の衣裳、直衣、烏帽子を着用した怜人が、笙(しょう)4人、篳篥(ひちりき)4人、横笛4人、太鼓1人、そして楽奉行1人の14人で構成されます。
 


入若による うちはやし 木村邸に到着した みこし 中学生による雅楽



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