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みこしに乗って景朝が、父・景廉に会いに行く
岩村秋祭りは、八幡神社と武並神社のお祭りです。
八幡神社に祀られているのが、岩村城を創築した加藤景廉(かげかど)公です。また、武並神社には、その子遠山景朝(かげとも)公が祀られています。
加藤景廉公が岩村城鎮守の神=武士の神様であるのに対して、息子・遠山景朝公は町民の氏神=民衆の神様としてそれぞれ祀られてきました。岩村秋祭りの「神輿渡御行列」のテーマは「親子対面」で、 景朝が農民や町人の手によって神輿に乗せられ、行列を組んで武並神社を出発。父の景廉のもとへ行き、一夜をともに過ごします。八幡神社の神輿が一晩泊る場所を「御旅所」といいます。
八幡神社は、明治5年10月(1872)に現在の場所へ遷宮しましたが、それまでは岩村城内にありました。よって、民衆は場内に入ることが出来ないので、行列は藩主邸(現在の歴史資料館付近)まで行き、ここで武士団に神輿を渡し、武士団が神輿を奉持して城内を登り八幡神社へ行きました。
かつて殿様は藩主邸からご覧になり、行列を組んできた人々に御神酒を振舞われたので、人々は適当な場所にへりを敷き、持参した重箱の肴で祝宴をし、能や狂言等を演じたり、手を叩いて唄ったといわれています。秋祭りは、五穀豊穣・家内安全・平和を祝っての村祭りでもあるのです。
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