武並神社


 二代目岩村城主 遠山景朝(かげとも)が祀られています。神社調では延元元年(1336)鎮座とありますが、明確ではありません。遠山氏の氏神として、同神社を奉じて遠山氏が領地各地に散在しており、鎌倉末期か室町初期には存在していたことがうかがえます。
 寛永8年(1631)城主松平乗寿(のりなが)が武並山頂に社殿を造営し、城下町を中心として東に八幡神社、西に武並神社を配し、はじめて城下町の氏神として参拝者の繁昌を見るようになりました。
 社殿は大正4年(1915)9月に、武並山頂より現在の場所に遷宮されました。
 


武並神社境内

遠山景朝(かげとも)

 
遠山荘地頭で加藤景廉(かげかど:岩村城創築者)の後を継いだのが、景廉の長男景朝でした。当初は、加藤太郎と称していましたが、父・景廉が出家引退すると、その後を相続し、遠山荘とうことから、姓を遠山とし、遠山景朝と改名。遠山氏の祖となりました。
 景朝は父・景廉に劣らぬ勇士であり、忠実な将でした。遠山荘の開拓はこの人によってなされました。
 また、承久の乱に従軍し、承久の5忠臣のひとり「一条宰相中将信能」を伴って岩村へ帰り、幕命により、相原にて首をはねて処刑しました。
 遠山家は戦国末期までこの地方を治めました。7遠山とも言われ、周囲を18の砦で固めて、一族は大いに繁栄しました。 




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