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(中)バルガス、岡本、久本、平井、山北、ギャラード−谷繁 (巨)ラス、ランデル、岡島、河原、河本−阿部 勝:山北 19試合 2勝 S:ギャラード 14試合 2勝1敗9S 敗:河原 10試合 2敗4S <本塁打> ◆阿部 4号2点(バルガス)=3回 ◆福留 9号3点(岡島)=8回 【評】強靭な粘りで逆転勝ち、3位浮上 巨人先発のラスに七回まで散発4安打と覇気のなかった打線が、二番手ランデルをまず捕まえた。 5点を追う八回、代打井上、アレックス、大西の長短3連打で1点を返し勢いづいた。 続く福留が代わった岡島から豪快に3ランを放ち1点差。 九回は抑えの河原を攻めた。 二死一、二塁で代打蔵本が会心の同点適時打。さらに福留、立浪の適時打も続き、巨人を突き放した。 先発バルガスは三回、巨人の集中打を浴びて5失点。 しかし、二番手岡本が流れを断ち切り、後続も完ぺきの救援。 5番手山北が今季2勝目。 巨人は好投ラスの交代が失敗。 |
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蔵本ウオ〜ッ 5点差逆転 炎のG倒 9回表2死あと1球から同点打 |
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9回表2死一、二塁、左前に同点タイムリーを放った蔵本は雄たけび=東京ドームで竜が炎の逆転劇。 9日の巨人戦(東京ドーム)。中日は序盤の5点差を終盤でひっくり返し、3連勝で3位に浮上した。 ヒーローは同点打の蔵本英智外野手(27)、4打点を挙げた福留孝介外野手(26)だけではない。 全員でつかんだ、この1勝。価値は大きい。 27歳誕生日 誰もが吠(ほ)えていた。拳を突き上げていた。肩をたたき合っていた。 巨人を蹴(け)落とすスーパーミラクル。ベンチを総立ちにさせたのは、福留だった。 「蔵本さんがつないでくれたので…。流れはきている。いい方向にいくんじゃないか。そう思っていました」。 さすがの福留も声がうわずっていた。5点差からの大逆転。 追いついた直後の9回2死一、二塁。河原の141キロだった。 中前にはじき返し、勝者と敗者を交錯させた。 完敗ムードを一気に塗り替えたのも、この男だった。 8回。 引きずり出した岡島の代わりばなを急襲した。 キーワードは直球、外角、左翼。決勝打が勢いだとしたら、猛追の9号3ランは半ば必然の一撃だった。 「(二、三塁で)ボクにインコースは絶対にこない。 外に張っていました。真っすぐを、向こう(左翼)側にと 狙っていたんです」 火傷だけは避けたい。巨人バッテリーの心理を読み、ゾーンを上げ、外角の直球に網を仕掛けていた。 カーブを続けて見逃してカウント1−3。 ようやくきた137キロの獲物を、一振りで仕留めたのだ。 ヒーローはもう1人いる。 9回2死一、二塁。打順は山北。 14人の少数態勢を敷く野手陣は、もう3人しか残っていなかった。 選択肢は蔵本、中野、柳沢。ベンチは8回の時点で、蔵本に指令を出していた。カウント2−1。 土壇場で河原のフォークを左前に運んだ。 「その前に高めの直球を見逃せたので 『大丈夫。直球はファウルできる』って言い聞かせました。 腹をくくって…。 あっ、それと『自分はツイてる』。 そう10回、繰り返したんです」 この日が27回目の誕生日だった。だからツイている。暗示が効いた。 「勝利に貢献できず、寂しく思ってました」 代走以外、ほとんど出番のなかった男の大仕事で、お祭りはヒートアップしたのだ。 「野球って怖いわ。あきらめたらいかん。ウチにとっては本当にいい勝ち方や。 やられてもやり返せる気持ちに なってくるからな」。 山田監督も興奮を抑えきれない。3連勝、そして、3位浮上。落ちかけた竜の頭が、再び天を向いた。 ◆今季最多の4打点 福留は8回に3ランを放ったあと、9回には決勝の適時打。今季最多の4打点を挙げた。 今季のカード別成績は 打率 点 本 ヤクルト ・478 4 2 巨人 ・355 9 3 阪神 ・324 5 3 広島 ・286 4 1 横浜 ・219 2 0 巨人戦は最多の9打点を挙げている。2試合連続本塁打は今季初。 |